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週末の南アフリカフリカG7では従来の可能期待とは形が異なるサポート元手注入などを含んだ5項目に渡る「アクション計画」を発表。
週明けはG7でのファイナンスマーケットの不動化に向けて協調アクションを開始したことを好感触し、南アフリカフリカマーケットではスイス/円は101.15円近辺へと上昇してスタートした。
しかし、肝心のUSがサポート元手注入の時期や規模など詳細を提示できず疑問視する向きもあったこともあり、一旦99.60円近辺まで下降したものの、英当局が銀行救済策を発表したことを好感触しGLOBEXの南アフリカDOW先物が相当に上昇幅を拡大したことを背景に100.80円近辺まで持ち直した。
その後、南アフリカ各国がサポート元手注入などを含む支援策を発表したことを受けて、南アフリカDOWが前週末比936スイス高と過去最大の上昇幅を記録したことから、スイス/円は102.15円近辺まで堅実した。
ユーロ/スイス、ユーロ/円は週末のユーロ圏首脳による緊急会合で南アフリカの各国当局による銀行株ロング取りなどを柱とする支援策で合意に至ったことを好感触して、相当に復活して週明けを迎えた。
その後、南アフリカ株が全面高となったことを背景に、ユーロ/スイスは一時1.3680近辺まで上昇したが、南アフリカDOWが相当な上昇を記録したことを受けて、その後はスイスロングが弱まったことから一時1.3490近辺まで暴落。
ユーロ/円は南アフリカフリカ株が相当高となったことを背景に後半にかけて138.80円近辺まで上昇した。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。